gyouseiyamada’s blog

神戸の行政書士山田義範のブログです。ホームページはhttp://www.gyouseiyamada.jp/です。

高齢者が対象です、改正道路交通法の施行

みなさんは3/12に改正道路交通法が施行されたことをご存知ですか。

改正点は2つあります。1つは準中型自動車免許の新設、2つ目は高齢運転者への臨時認知機能検査と講習の実施です。とくに2つ目の点は高齢者のドライバーにはとても大きな改正です。

 

75歳以上のドライバーは、

3年に1度の免許更新時の検査で“認知症の恐れ”と判定された場合には、医師による診察を受診することが義務付けされました。

②さらに、18項目の違反に該当した場合は、3年を待たずに臨時の検査(免許更新時と同様の検査)を受けなくてはなりません。ちなみに18項目の違反とは信号無視、通行禁止違反いわゆる逆走、一時不停止などの違反です。

 

医師の診察により、「認知症」と診断された方は、免許停止もしくは免許取り消しとなります。こうすることで、認知症のドライバーを早期に発見することができ、高齢者事故を減らすことができるのではないかとして、施行されました。

これまで高齢者の運転免許の自主返納は増える傾向にありました。しかし、これは自動車に代わる代替交通手段がある都市部を中心としたものでした。今回の施行により、自主返納も増え、さらに免許停止や取り消しの人の数も増えると思われます。先のように都市部では電車やバスを利用できますが、田舎に行けばバスや電車も数少ない、あるいは全くないようなところもあります。ある山間部の村では、免許を手放した高齢者にはタクシー券を配布したところもあるそうです。

先日、私は岐阜の実家に行きました。このとき高齢者の自主返納の話が出ました。実際に私の実家は都市部ではないので、車が必要です。一人一台の地域です。こうした地域ではなかなか運転免許を自主返納するのは難しいと思います。

地方の行政がタクシーチケットを全高齢者に配布するのは難しいとしても、地域を回るコミュニティーバスの増便などで代替手段をとれるよう、行政が積極的に取り組みをしてほしいと思います。そうすれば高齢者ドライバーの返納が進み、高齢ドライバーの事故も減少していくと思われます。