施行から1か月
改正道路交通法が施行されて1か月がたちました。
この施行については、以前のブログでも書きました。それから1か月が経ったいま、どういうことが見えてきたか。
今回、新聞記事に兵庫県内の結果が載っていました。これによると、75歳以上のドライバーで臨時検査が必要となった人は約400人。この臨時検査を受けなければならない人というのは、信号無視や一時不停止、通行禁止違反など、判断力にかかわることがらに違反した人を対象とするものです。
1か月の間に約400人、やはり多いなやはりという印象です。ただこの400人がすべて認知症というわけではなく、認知機能の低下がある人もいれば、認知機能の低下の恐れなしという人もいます。なので、臨時知能検査を受けなければならないからと言って、イコール認知症とは言えません。
ただ、こういう認知機能にかかわる交通違反を起こすということが高齢者の事故ともつながっていることを高齢者ドライバーが認識し、今後の運転にも注意していくことが大切ですね。とは言え、高齢者だけでなく、車を運転するドライバーは常に安全運転に心掛け、事故が減るような自動車社会になってほしいものです。