gyouseiyamada’s blog

神戸の行政書士山田義範のブログです。ホームページはhttp://www.gyouseiyamada.jp/です。

サ高住をご存知ですか

こんにちは。

みなさんは、サ高住という言葉を聞かれたことはありますか。サ高住とは、サービス付き高齢者向け住宅のことを言います。

このサ高住に関して、少し前のことですが朝日新聞の記事がありました。

朝日新聞の記事では、2015年1月~2016年8月までの間に、サ高住での事故が3千件を超えたというものです。事故で多かったのは、骨折で1337件。事故の半数以上の1730件が個室で起こり、そのうち991件は職員が手薄になりがちな午後5時~翌朝午前9時に起こったとのことです。サ高住では一日一回の安否確認が義務付けられていますが、入居者の9割近くの人が要介護認定を受け、その中でも要介護3以上の重症度の人が3割近くを占めているそうです。そして認知症の人も多く入居されています。

この入居者状況から私が個人的に思うのは、一日一回の安否確認では少ないのではということ。1回だけでは物足りなく不安さを感じます。

サ高住に入居する人は、必要に応じて介護事業者と契約することで必要な介護サービスを受けることができます。しかし、(頭がしっかりしていて判断ができる)身体の不自由による要介護の人はともかく、認知症の人が自身の判断で必要なサービスを選択することなどほぼ無理でしょう。仮に家族の人が代わってサービスを選択し契約したとしても、一人での生活はどうなのでしょうか。また家族がいても親身に献身的にお世話をしたり、通所して本人の状況を判断してくれないのであれば、そういった人の下でなされた契約は本当に本人が必要とする介護契約が結ばれているのかも疑問です。

このような下でサ高住に住む高齢者が心配です。グループホームなら施設の人の目が行き届くでしょうが、個室にて生活するのは難しいでしょうね。

それでもサ高住は、増えています。そして運営母体は株式会社などの営利法人の数が増えています。

要介護や認知症の人でも、これまでの人としての尊厳を大切にと考えれば、普通の暮らしに近いサ高住がいいのかもしれませんが、人の思い、考えはそれぞれです。

私は妻とともに母の介護をしています。こうしたことから介護をする人の大変さや介護の仕方などを考えることがあります。そしてそれは自分自身や家族の将来にも考えが及ぶこともあります。

今後何年もすれば自分たちも将来どうなるか分かりません。自分や妻がその立場になったときはどういう選択をするのか、子どものためにどうしておくべきかなど、考えさせられる記事でした。そして、今後のことをこれからも模索していかなくてはならないと感じました。